動画を撮るのって、普通に撮ると画面が揺れたりしませんか?
揺れないように歩き方を気にしながら撮るのもいいですが、動画を撮るのに気をとられて楽しめなかったりしますよね。
そこで、スタビライザーとかジンバルと呼ばれている便利な道具があります。
今回は、初心者でも値段も手頃で、簡単に動画を撮れる『X-CAM SIGHT2 スタビライザー』の商品と使い方、実際に使ってみたレビューを紹介します。
- 『X-CAM SIGHT2』を使って撮っている動画
- ジンバルとかスタビライザーってなに?
- 『X-CAM SIGHT2』3つのメリット
- 『X-CAM SIGHT2』2つのデメリット
- 『X-CAM SIGHT2』商品紹介
- 『X-CAM SIGHT2』使い方
- 『X-CAM』アプリもあります
- 『X-CAM SIGHT2』実際に使ってみた
- 『X-CAM SIGHT2』商品詳細
- 最後に
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『X-CAM SIGHT2』を使って撮っている動画
まずは、動画を観てもらったほうがイメージがわくと思います。
『X-CAM SIGHT2』を使うと、こんな動画が撮れます。
この動画では、
- スマホのみ
- スマホ+ジンバル
- スマホ手振れ補正+ジンバル
の比較を観ることができます。
6.5ぽんぽん さん
ジンバル+スマホ手振れ補正を使うと、さらにきれいに撮ることができます。
ジンバルとかスタビライザーってなに?
ジンバルとは?
枠と同一平面内に回転軸を設けた装置。円環状の枠であれば、その直径方向を回転軸とし、ふつう、軸が直交するように二つの円環状の枠を組み合わせたものを指す。羅針盤やジャイロスコープなどに用いられる。常平架。
出所:デジタル大辞泉
軸を利用した揺れを抑える装置です。
スマホやドローンなどに入っていて、揺れを抑えて安定した動画を撮ることができます。
2軸、3軸があり、3軸の方が揺れがなくスムーズですが、高価になります。
2軸は、3軸よりは安定しませんが、ちょっと試しに使ってみたいような人には安く買うことができます。
スタビライザーとは?
① 船舶の動揺を軽減する装置。② 飛行機の揺れを減少させ姿勢を安定させる装置。安定板。垂直尾翼・水平尾翼など。③ 自動車のローリングを抑えて安定をはかる装置。ロール-スタビライザー・アンチ-ロール-バーをさす。④ 〘化〙(火薬などの)安定剤。
出所:大辞林
ジンバルより大型の乗り物に使われることが多いようです。
ジンバル同様、揺れを軽減させる装置です。
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『X-CAM SIGHT2』3つのメリット
『X-CAM SIGHT2』メリット1:折りたたみができるスタビライザー。軽くて、携帯に便利
スタビライザーは、かさばる物が多いですが『X-CAM SIGHT2』は、折り畳みができます。
『X-CAM SIGHT2』スタビライザーとペットボトルサイズ比較
350mlのペットボトルを並べると、折りたたんだ本体は少し小さい感じです。
縦から見ると、折りたたんだ本体が少し小さいです。
重さも189gなので、小さめの缶コーヒー1つ分くらいの重さで軽量です。
『X-CAM SIGHT2』メリット2:初心者にも買いやすい、格安なスタビライザー
ジンバルは1万円越えがほとんどですが、 『X-CAM SIGHT2』は5,000円台で格安です。
安くなっている理由はというと、2軸ジンバルを使用しているからです。
3軸ジンバルという上のジンバルもありますが、2軸より性能がよく安定するのでその分値段は結構高くなります。
2軸ですが動画を観て分かると思いますが、ジンバル+スマホ手振れ補正の動画録画アプリを使うと、かなり揺れが抑えられているので、初心者が使うには充分だと思いました。
いきなりいいものを買うというのもありだと思いますが、実際使ってみないと分からないこともありますよね。
やっぱりいらなかった、もっと良いものがほしいという判断材料にもなります。
『X-CAM SIGHT2』メリット3:階段などの揺れが出るところで、揺れがおさえられる
動画を撮り慣れている人は、揺れに対応した歩き方や撮り方をすることができますが、動画を撮り慣れていない人は普通に歩いてしまいます。
動画慣れしていない人は普通に歩くので、できあがった動画を観て酔ってしまうような動画になっているかもしれません。そういう動画を観たことありませんか?
特に差がでるのは、階段のような揺れが発生しやすいところです。
動画を撮るには、ある程度の慣れが必要になります。
『X-CAM SIGHT2』を使うと、歩き方を意識しなくてもスムーズな動画を撮ることができます。
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『X-CAM SIGHT2』2つのデメリット
『X-CAM SIGHT2』デメリット1:スマホを挟むところが、斜めになるがまっすぐにはならない
スマホを挟むところが、出っぱっています。これ以上は内側にはいきません。
それでも、かなりコンパクトには納まっています。
付属の専用袋もあるので、コンパクトに持ち歩けます。
『X-CAM SIGHT2』デメリット2:スタビライザーは、長時間の撮影には重い
本体の重さは189gで比較的軽いですが、これにスマホの重さが加わります。
片手に重さがくるので、長時間撮影するには重いでしょう。
これは他のジンバルにも言えることですが、本体とスマホ自体が重いとその分重くなります。
撮影できる時間は2~5時間ですが、連続で撮影する人はいないと思うので、少しずつ撮ったり、交代しながら使うというのもおすすめです。
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『X-CAM SIGHT2』商品紹介
『X-CAM SIGHT2』外箱
外箱です。
動画を撮るときのイメージ写真が載っています。
横から箱を見たところ。
動画を撮るときのイメージ写真が載っています。
『X-CAM SIGHT2』本体一式
左から、
- 『X-CAM SIGHT2』本体
- スマホ調整用パッド✕2
- 『X-CAM SIGHT2』本体調整レンチ
- 充電用コード
- 携帯用ポーチ
本体一式は、5点。
『X-CAM SIGHT2』紙類
左上から、
- 証明カード
- 説明書(英語のみ)
- QRコード(動画が観られる)
紙類は、3点。
赤い紙のQRコードを読み取ると、このサイトが表示されます。
探し方が悪いのか、使い方の動画は見つけられませんでした。
本体にあるQRコード、説明書にあるQRコードは読み取れませんでした。
時期的に観れなかっただけなのかもしれないので、試してみてください。
『X-CAM SIGHT2』説明書
説明書は英語ですが、簡単な使い方は写真で載っています。
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『X-CAM SIGHT2』使い方
まずは、使い方を動画で観た方がイメージがわきやすいと思います。
株式会社直村企画 さん
『X-CAM SIGHT2』使い方の流れ
1.本体の回転軸を直角に曲げる
↓
2.スマホを取りつける
1.2.はどちらが先でもよい
↓
3.スマホの動画のアプリを立ち上げて、録画の準備する
編集するなら、ここで録画をオンにしておいてもよい
↓
4.電源を入れると、本体が録画の正しい位置に動く
『X-CAM SIGHT2』通常の状態
本体の基本の状態です。
『X-CAM SIGHT2』本体電源を入れる前:本体の基本の動かし方①
ネジが上にある状態(QRコードの説明が通常に読める状態)から、軸を中心に右回りに1周できます。
一方向にしか回らないので、反対回りはできません。
基本の動かし方①の状態で、半回転させたところです。
『X-CAM SIGHT2』本体電源を入れる前:本体の基本の動かし方② 回転軸の曲げ方
基本の動かし方①の半回転させた状態で、回転軸の根元をもって左側に持ち上げます。
持ち上げると、この状態になります。
『X-CAM SIGHT2』本体電源を入れる前:本体の基本の動かし方③ 回転軸を直角角度にする
本体の電源を入れるときは、この直角にします。
本体の電源を入れるのは、スマホを挟んで、直角にした後です。
『X-CAM SIGHT2』本体電源を入れる前:本体の基本の動かし方④ スマホを挟んで、動画撮影モードにしておく
iPhone6 Plusを挟んだところです。
持ち方は、右手に持ち手を持つこんな感じのイメージになります。
スマホの重量バランスをとるのに、だいたい真ん中にスマホを挟んでいれば大丈夫です。
挟むところは、かなり強力なバネのようなものになっていて伸びます。
動画を録画できるアプリを立ち上げて、準備します。
編集する人は、ここで録画をオンにしておいてもよいと思います。
小さいスマホの場合
小さいサイズのスマホだと、そのままでは完全に挟めません。
ちなみに、iPhone 5Cを挟んでみたら落ちそうでした。
そのまま使うとスマホが落ちてしまいます。
付属品にスポンジのような細長いスマホ調整用のパッドが2つ入っています。
それを使って調整すれば、小さいスマホでも使うことができます。
iPhone 5Cも、それを使ったら1つで挟めました。
『X-CAM SIGHT2』本体の電源を入れる前に、4つの確認
次の4つを済ませます。
- スマホを挟む
- 基本の動かし方③の回転軸を直角角度にする
- 録画アプリを起動して、録画準備
- 電源位置を真上に、手持ち部分を持つ
準備できたら、本体の電源を入れます。
電源を入れる:電源位置
電源を入れると、本体が録画を撮る体制に入るので、動き出します。
動きが落ち着いたら、録画をオンにしましょう。
編集する場合は、先に録画をオンにしておいても良いと思います。
上から見たところです。
「POWER」と書いてあるところの上に、電源マークがあります。
電源がつくと、青く光ります。
何か問題があると、赤と青で光ります。
電源を入れると、電源とスマホ側の部分も青く光ります。
基本の動かし方③回転軸を直角角度にして、持ち手を持って電源を入れると、普通に使うことができます。
最初はブラブラした状態なので大丈夫なのかと思いましたが、電源を入れると撮影できる正しい位置に動きます。
電源を入れてからの角度調整と充電位置
左が電源を入れたときに微妙に角度調整ができる「DOWN/UP」ダイヤルがあります。
必要であれば、「DOWN/UP」ダイヤルを使います。
右には、充電口があります。付属の専用の充電コードがついているので、それで充電できます。
カメラの傾きなどを調整したいとき
この作業は電源を入れて、位置を確認したあとに行うのがおすすめです。
電源を入れても、正しい位置にこない場合は、カメラの傾きなどを直すことができます。
3か所調整するところがあるので、そちらで調整します。
付属の本体調整用のレンチがついています。
『X-CAM』アプリもあります
『X-CAM』アプリが、iPhone、アンドロイドにもあります。
『X-CAM』が出している動画が撮れるアプリなので、使ってみたい場合は、Appleストア、googleプレイからダウンロードすることができます。無料です。
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『X-CAM SIGHT2』実際に使ってみた
QRコードの動画が中国語でどれだか分からなかったのですが、コツが分かれば使い方は簡単でした。なぜか3つのうち2つのQRコードは観れません。
コツとしては、回転軸を直角にするところです。
あとは、スマホをはめて、録画をオンにして、本体の電源を入れて録画体制に入るだけです。
上下の動きは、普通の人だと撮るのに若干コツがいると思いますが、『X-CAM SIGHT2』を使えば、スムーズに撮ることができます。
ジンバルを使うことで、横にスライドしながら動画を撮るというのが、手で普通にもって普通に撮るよりスムーズな感じがしました。
ただ、ジンバルの重さがある分、普通に横に撮っていくより速さが出てしまいます。
ジンバルを使う場合は、横に撮る速度を落とすのに慣れが必要な感じがしました。
思ったより、遅く動かす必要があると思いました。
iPhone 6 Plusを使っていたので、スマホの重さが出てしまったので、軽いスマホならそんなことはないのかもしれません。
片手でずっと持っていることになるので、重いスマホだと重さを感じます。
長時間は厳しいと思いましたが、普通の人はそんなに長時間は撮らないと思います。
私の撮った動画を載せたかったのですが、いきなり人の多いところに行ってしまったのと階段の比較映像を撮っていないので、載せられるときに載せたいと思います。
全体的には、初心者向けの値段で、これだけ撮れれば充分な気もします。
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『X-CAM SIGHT2』商品詳細
商品名:X-CAM SIGHT2 Creative Sight
対応スマートフォン:LCD 5.5インチまで
ジンバル補正角度:立方向 ±55° /横方向 ±175° ピッチ軸のコントロール角度:±45°
内蔵電池:1000mAh Li-Poバッテリー
接続方式:省エネルギー bluetooth 4.0
充電:マイクロUSB端子(1A以上の充電器推奨)
材質:PC+メダル
最大出力:10W以内
充電時間: 2〜3時間
使用時間: 2~5時間
寸法(収納時): 150 × 48 × 54 mm
本体重量: 189g
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最後に
なぜか付属のQRコードが2つ観られない状態でした。そのうち観られるかは不明です。
本家の使い方の動画が観られないというか中国語でどこ探してもよく分からない状態だったので、苦労しました。
PCで見ると英語が選べるはずなのですが、やり方間違っているのか選んでも英語が出て来ない状態でした。
説明書は英語なので、よく読めば普通にできそうです。
値段の割には、良い仕事をするのではないでしょうか。